自分がどうしたいかわからないとき
プライベートや仕事で
「結局あなたはどうしたいの?」
と聞かれて困惑することがあると思います。
そうは言われても、頭は真っ白。
考えることは、
- どんな返事をすることが最適解なのか。
- 間違ったら怒られる。何か言われる。それは嫌だ。
- 「どうしたらいいですか、どうしたいのかわかりません」と尋ねると、それも間違い…
僕も何年もこれに苦しんできました。
こんな人を対象に書いています。
- 仕事で失敗して信用を失った人
- 大切な人を傷つけてしまった人
今の気持ちを紙に書きましょう
目次(自動で飛びます)
今の気持ちを紙に書く

〈用意するもの〉
- A4のルーズリーフ 無地
- 書き心地の良いボールペン
こんな感じで書き出していきます。↓

思い出したこと、頭によぎった関係のないことも書き出していきます。
書いて、ぼーっとして、書いて、ぼーっと思い出しての繰り返し。
ちなみにこれを書いたときは、同僚に対して嫉妬し、モヤモヤしていました。
どうしていつもモヤモヤしてしまうのか。情けなくてしんどくて、「助けて」というような気持ちで、机にすがりつきながら頭を落としながら書いていました。
紙の中の自分に質問する
書いたことに線を引いたり、まるで囲んだりデザインしていきます。
解とことに質問しながら、つなげて感じたことを書き加えていくことで、深堀りしていきます。
他人の悩みなら冷静に見ることが出来て、こうすればどうだろうかという案も出てきます。ところが、自分のこととなったら、現実逃避してしまい、とたんに見えなくなってしまいます。
白紙に脳の中・心の中を吐き出すことで、目で見ることができます。
他人のことは目で見えるから客観的に、冷静になれる。同じことです。紙に書くことで、目で見える。取り組むのは簡単ですね。
ネットに助けてもらう

書き出したことで気づいたことがあれば、google検索をかけたり、youtubeで検索してみましょう。あなたのためになるサイトや動画が助けてくれます。
僕の場合、「自分がどうしたいのかわからない」「人の気持ち わからない」「自分を変えるには」とかで検索します。
嫉妬について悩んでいた時は、メンタリストDAIGOさんの
嫉妬を「前に進む力」に変える心理学
を観ながら書き出していました。
誰にも相談できない悩み、誰にでもあります。人間関係に悩む人なら、相談したくても誰とも話したくないでしょう。でも、助けて欲しい。
紙に書いて、自分と相談し、ネットで発信している人たちに助けてもらうことはとても効果的です。
書いているうちにこう感じ始める
- あ、こんなことを辛いと感じていたのか。
- そう、こんなことをしてしまった。次はこうしよう。
- 明日、こうしよう。
- 頭が軽くなった、すっきりしてきた。
こう感じることができれば、次の行動に進むことが出来ます。
自分をbefore/afterしてみましょう。
書き出す前
- 何もわからない。しんどい。「どうしたいのか」の文字だけが頭の中でパンパンに膨らむ。眠たくなる。
- 考えてるけど何もでてこない。どうしたらいいのかわからない。
- 無意識に相手が望む答えを考えている。結局自分の気持ちはどうなのか見えない。
- もう嫌だ、怖い。
書き出した後
- 自分はこうしたかったのか
- 何をすべきか見えてきた
- 明日はこうしてみよう
- もう少し深堀してみよう
- 頭がすっきりしてきた
- 自分次第じゃん
少しでも変化があることに気づくと思います。
なかなか具体的な解決に至らなくても、小さな一歩。今書いただけでは何も変わらなくても、1時間後に書けば、また変化していきます。
紙に書くことで確実に前に進めます。
ダメ元で試してみてください。大事なことが必ず見えてきますから。