
- 仕事が遅い
- やり忘れが多い
- ミスが多い
年齢も30歳を超え、中堅やベテランと呼ばれる立場になりましたが、年々自信を失っている自分がいました。忙しくていつ事務仕事をすればいいのかわからない。現場に入ると事務仕事は定時以降にしかできない。事務仕事を定時内にしようとすれば、現場から不満が上がる。うまいことやればいいんだろうけれど、それがわからない。失敗経験に基づいた、成功体験を書いていきます。
目次(自動で飛びます)
1:書類のファイリング

失敗
多くの書類をクリアファイルに挟んで整理していました。
クリアファイルは薄いので、横置き・縦置きにしても何がはさまっている
のかわかりません。
成功
分厚いファイルバインダーに整理しました。
1枚しか入れていなくても分厚いファイルバインダーに綴じました。
背表紙に大きくラベルを貼りました。
成功ポイント
「自分のデスク、自分の書類」ではなく、
「みんなが使う、みんなのデスク、書類」である。
誰が見ても探す必要が無いほど、書類の居場所がわかるようになりました。インパクトがあることで「やらなきゃ」という意識が自然と湧きます。
2:デスクに何も置かない

「何も置かない」は極端ですが、何も置かないエリアをデスクの60%ほど確保しています。目的は「すぐに作業ができること」。
メリット
- 紙1枚に手書きするときに、下に何もないから字や線がガタガタせずに綺麗に書ける。(下にノートや不要な紙があると書きにくいです)
- 同僚が電話のメモや、頼み事のメモ、届いた書類を置きやすい。(自分にとってはメモを失くさない予防策になります)
- 自分だけではなく誰が見ても気持ちがいい。
- デスクが元通り60%の空間を取り戻せたら、仕事終了の証になります。
3:まとめて処理しない

今までは…
- レシートや入力はとりあえずクリアファイルに保管して、月末にまとめて処理していました。
- レシートが見つからなかったり、順番に並べ替えたり、数字が合わなかったりして大変でした。
- それを見ている職員も不安げで、僕を信用できなかったと思います。
- 月末に思いの他時間がかかったり、別の用事が入ると優先順位がつけられなくなり、パンクし、提出も遅れていました。
- 保管=後回しの状態でしたので、毎日「今日もできなかった…」というモヤモヤが自信喪失の原因でもありました。
現在は…
- 毎日その都度ファイリングして入力しています。
- その場でおつりを確認するので数字も狂いません。
- 一つ処理するのに5工程ほどありますが、2~3分ほどで終わります。
- 月末に別の用事が入っても大きな支障にならなくなりました。
- 毎日のコツコツ感を味わうことができます。習慣として身に付きました。
- 保管=処理完了の状態なので達成感があり、脳からモヤモヤがなくなり、容量を増やすことにつながりました。
- デスク上にもレシートや書類が残らないのですっきりします。
まとめ
すっきりした環境、自分だけじゃなくてみんなのための環境を意識して変えたことで、業務が習慣化されました。
自分を無理に動かそうとすると、大きなエネルギーが必要で、蟻地獄のような罠にはまってしまいます。次第に「自分は何をやってもダメな人間だ」と思うようになってしまいます。僕はまさに今がそうで、少しずつ道を切り開いています。
自分が行動してしまう習慣を身に付け、自分を動かす勝ちパターンを持っていきましょう。