責任ある内服介助

こんばんは、ともふるです。

今日、こんなことがありました。
生活相談員として、現場職種の連携調整が必要だったので書き残したいと思います。

内服薬を看護師が確認し、内服介助を介護福祉士Aさんに任せました。

Aさんは利用者B様の手のひらに錠剤を出して別の業務に移りました。

B様は錠剤を落としてしまったようで、看護師が気づきました。

看護師は「おそらくB様の錠剤に間違いはないけれど確証はない…」と不安ながらも内服介助を行いました。


この後、看護師から「内服介助についての責任感、考え方について見直した方がいいかもしれない」と提案がありました。

内服介助の意味

B様は退院明け。がんの進行が疑われ検査入院で1ヶ月ぶりでした。
新しく処方された朝・昼の内服ができていないと体調が崩れるとのことで、娘・ケアマネからきっちり内服ができるよう頼まれていました。
これについてはミーティングで3回は話に上がっていました。

B様は以前から杖歩行でしっかりとされており、退院後も見た目には変わった様子は見られませんでした。そのため、介護福祉士Aさんは「手に渡せば飲めるであろう。飲み込みまで確認するのも自尊心を傷つけるかもしれない。」という考えでした。

看護師の意見

看護師チームとしては、病院勤務の経験から言えば「ごくんと嚥下するところまで確認するのが基本」という考え方がありました。「医療と介護の世界の価値観の違いもあるし、看護チームは皆、今の職場歴も浅いので言い出しにくい。」という想いもありました。

ですが、内服は命に関わることなので確実に行わないといけない。
先日も、連絡帳に薬の持参がない利用者がいたので、看護師が介護福祉士に確認すると責任感のない答えが返ってきていたので不安が募っていました。

看護師の提案は以下になります。

  • 難しいようであれば、内服介助は看護師が全て行う。
  • 内服介助をしているとバイタルチェックができないので、それは介護福祉士に頼みたい。

問題の本質と、生活相談員からのアプローチ

看護師からの提案には違和感がありました。

バイタルチェックは看護師に任せたい業務。
内服介助は難しいものではない。家庭でもヘルパーでも出来ること。
問題の本質は「介護福祉士の内服介助がやっつけ仕事になっていること」だったので、ミーティングで共有し、内服介助の際のルールを決めました。

<ルール>
・口に含み、飲み込めたかどうかの確認まで行う。
・明らかにしっかりされている方でも、口に含むまでは確認。

まとめ

今回は内服介助をベースに取り上げましたが、大元の問題としては、
日々の会話の中にある些細な表現の仕方にありました。
当人はそんなつもりはなくても、無責任・業務を軽視していることが話ぶりから感じ取られたために課題として上がりました。

僕は事なかれ主義で、学習性無気力な部分があるので、日常会話に違和感が合っても、悪い意味で問題にしません。「まあ、気にしなくていいや」と自然と押し殺すことが出来てしまうので。これが社会人になった今、僕にとって大きな弊害となっています。

ですので、今回の看護師のように言葉にして相談してくれたことで、内服に関する事故を防げただけではなく、他の介護業務についての意識改革につながっていく事例でした。

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